大島の火祭り

盆の行事として毎年8月16日に大島地区（我家の川向こうにある）の南側
で行われる火祭りです。上信越道甘楽富岡IC～下仁田ICの間で行われ
ます。

毎年その年にふさわしい1字を決めて火文字にする1200年以上の歴史を持つされる
伝統の行事です。

この日の近くになると地域では今年は何の文字がでるかなという
話題になります。

当日は大島地区の各家から1人ずつでて道具を持って山に登りその年の文字を決定します。
縄を張ってこの文字の形を作り、その各所にワラたばを立て準備し、
夕暮れを共に点火します。

この行事を別名百八灯ともいい、もとは先祖の霊を迎え・送る行事
です。
市内ではこの方法とは違いますが、他の地区でも百八灯の
行事が行われています。

祖霊信仰と人々の色々な祈りの気持ちが結びついて伝え続けられた
伝統の行事です。

平成6年からの文字をまとめてみました

平成6年	雨	雨の少ない年　降雨を願う
7年	災	阪神淡路大震災の年　被災地の早期の復興を願う
8年	水	雨の少ない年　降雨を願う
9年	正	全国的に悪事が多く、人の心が正される事を願う
10年	直	景気建て直しを願う
11年	明	暗いニュースが多く、人々が明るい気持ちを持てるよう願う
12年	二千	激動の20世紀を振り返る
13年	改	政治経済なとの様々な改革を願う
14年	命	人々の命の尊さを再認識する事を願う
15年	晴	雨が多い年　人々の心が晴れる事を願う
16年	叶	オリンピックの年　夢が叶う事を願う
17年	守	災害や事件から守る
18年	涼	猛暑続きの年　涼しくなって欲しいと願う

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